ノートPCを買い換える(その4) ThinkBook14レビュー Part1
ThinkBook14レビュー
というわけであっという間に届いたThinkBook14です。
外箱。シンプル。大きさはA3くらいですかね。中には本体とACアダプタと説明書一式。
外装は金属でひんやりします。天板は金属製で頑丈そうです。そして意外に重い。1.5kgよりもうちょっとありますね。ThinkBookのロゴはヒンジ側にあります。
12.5インチのX230と重ねてみると結構大ぶりです。でも、このX230も1.5kg以上あるので重量は余り変わらないとも言えますか…。そういえば、昔のノートPCはロゴの入れ方が今と上下逆ですね…。
ACアダプタは予想通り、M75q-1Tinyの標準添付品と全く同じ65Wが来ました。電源ケーブルのコネクタは3つ穴のミッキータイプ。本体側のコネクタはThinkシリーズのスリムチップです。
正面側と背面側には端子類は無く、左右側面に集められています。
左側。有線LAN、USBのTypeAが1つと、TypeCが2つ。
ストレージのアクセスランプとバッテリーランプもこっちです。
有線LANはちょっと押し下げて入れる感じ。ゴム足とほぼ同じ下がり方なので干渉はしません。
右側はカバーに覆われたUSB2.0端子と、他にUSBのTypeAがひとつ。カードリーダーもあります。電源コネクタはThinkシリーズ標準の角形(スリムチップ)。
カードリーダーにSDカードを挿してみると、あまり深くまではささりません。破損しないように注意が必要ですね…。
カバー付きのUSB2.0は差し込み端子がちょっと奥まっていて、カバーを閉めることができます。マウスや外付けキーボードの無線アダプタなど入れるのに便利ですが…なぜか通常と入れ方が上下逆です。気づくまで何回も入らないなーってやってしまいました。
通常はこっち向きですが…
カバーの奥の端子は上下が逆です。
キーボード面はこんな感じ。電源ボタンと指紋認証が同じスイッチになります。
配列はカーソルキーの配置が変則なのを除けばノートPCでは割と普通。IdeaPad系統の標準的配列です。
裏面も金属です。ヒンジ側のゴム足のほうがちょっと高さが高く、底面に隙間ができるようになっています。放熱に配慮しているのだと思います。
ビスは10箇所で、ネジは普通のプラスドライバーです。
今回はここまで。
次回は開腹します。
ノートPCを買い換える(その3)
いよいよ購入
さて、ThinkBook14でいいよね?に固まりつつあったところにLenovoからメールが。
Date: Thu, 9 Jul 2020 02:03:23 -0500 (CDT)
From: Lenovo Premium Clubニュース <lenovo@ecomms.lenovo.com>
Subject: 【4万円台~】コスパを追求した14型ビジネスPC ThinkBook 14が期間限定価格
Lenovoのメールマガジンは手を変え品を変え、毎日のように特売情報を送ってきますが、メールの件名にThinkBook14が登場するのは多くても月2回くらい。これはいいタイミングなのでは?とあっさり釣りに引っかかってみることにしました。
カスタマイズか即納か
早速ThinkBook14のショッピングサイトを確認。Corei3モデルであればメールの通り4万円台からのはずですが…。アクセスしてみると50,050円の表示。あれ?
どうやらメールマガジンのリンクをトラッキングしていて、リンクから飛ばないと特価が表示されないようです。
普通にGoogleから検索して入ると
メールマガジンのリンクから入ると、IDとパスワードを要求された後表示されるのが
これは概ね週末価格と同額のようです。前回M75q-1 Tinyを購入したときは価格.com限定モデルの週末価格狙いでしたが、メールマガジンからであれば平日も同額で購入できると言うことになります。これはありがたい。(もっとも、購入を決断したのが金曜日だったので結果的に週末処理と同じになったのではありますが)
以前記事にしたとおり、別に急いでいるわけでもなくカスタマイズで購入を考えていたのですが、現在のThinkBook14のカスタマイズモデルでは、なんとIPS液晶が選択できません。固定構成の即納モデルでは、一番希望構成に近いのが以下のモデルとなりました。
CPUがIceLakeのCore i5-1035G1 にメモリ8GB、SSD256GBモデル。固定構成の短納期モデルで、納期は注文の1週間後と記載されています。通常の特価は70,400円ですが、メールマガジン経由だと66.000円になるようです。
対抗候補だったIdeaPadS540のIntelモデルの価格を確認したところ、CPU CometLakeのCore i5-10210Uにメモリ8GB、SSD256GBモデルで67,144円。あれ、価格逆転してない? これはもう決まりですね…。
固定構成なのでカスタマイズも必要なく、そのままカートにぶち込んで即見積もり依頼を送信です。メールマガジンが届いた翌日7月10日の夕刻に見積依頼を投げました。
※実はその後メールマガジン限定のタイムセールがあったので、IdeaPadは週末はもっと値下げしていたのかもしれません。
※翌週週末に追記:IdeaPad S540の上記構成、週末価格で63,547円、メールマガジン経由だと62,348円で表示されますね。うーむでも3,700円差ならやっぱりThinkBookかなあ…。
短納期モデルは本当に短納期である
翌7月11日のお昼頃、レノボショッピングのご担当者様から優先出荷IDを記載したメールをいただきました。IDを記載して、7月12日の夕刻に発注処理。
日曜の夜発注ですし、納品は翌週の後半か末でしょうか。発注直後のWebステータスでは、7月17日納品予定と記載されていました。まあそんなものでしょう、さてさて交換用のメモリを買わねば…と思っておりました。
ところが。
翌7月13日の夕刻、商品出荷と納品予定日のお知らせメールが到着。納品日は…7月14日。マジですか?
見積依頼から4日、発注から2日。営業日だと2営業日しか経っていません。
7月13日深夜に、ヤマト運輸からメール。(ヤマト運輸はクロネコメンバーズ登録をしておくと、住所氏名電話番号の一致した荷物が発生した場合メールをくれる) 本当に7月14日に荷物が届くようです…。
ラップでぐるぐる巻きの到着
さて14日、本当に届きました。M75q-1のときは外箱のさらに外に梱包用の箱に入っており個別に輸入してきたんだなあといった趣でしたが今回は固定構成の短納期モデルなので、商品自体の箱をラップでぐるぐる巻きにした状態で納品。大量に同構成を一気に輸入して山積みした中から出してきたという雰囲気です。
あまりに早くて開けただけで何もしていませんので、続きは次回に。
ノートPCを買い換える(その2)
機種は絞れた
前回、ラインナップが多すぎると愚痴をこぼしましたが、14インチIPS液晶であまりお金をかけたくない、重量1.5kg程度のもの…となると選択肢はいくつかに絞られます。
とりあえず10万円を切るのを前提とすれば、X1Carbonは大幅予算オーバー、ThinkPadTも懐的に苦しく、Xだと13インチ級に小さくなってなおかつ予算はギリギリ、Eだと予算内だが重量オーバー、必然的にIdeaPadかThinkBookになり、IPSを備えているのはIdeaPad500系列か、ThinkBook14に落ち着きます。
他社も検討したのですが、HPはキーボード配列が特殊すぎてなじめそうに無く、DELLのInspiron14 5000は全然アリだったのですが、価格的にLenovoと大差ないのでそれなら慣れていたほうがいいか…と結局Lenovoから探すことにいたしました。
※Inspiron14 5000はSODIMMスロットが2つにM.2 SSDは2280で交換可能、SATA2.5インチも搭載できるようなので、メーカー乗り換えに抵抗がなければ選んでいても不思議ではなかったです。液晶を見る機会があったらこっちにしていたかも。
さてどっち
実は某電気店に出かけてIdeaPadS540の実機を見てきました。悪くない。キーボードはThinkPadとは違いますが配列は比較的Lenovoっぽくて戸惑うことはなさそう。液晶も今までのX230のTN液晶とは雲泥の差です。
けど、良くはない(笑)。割としっかりした作りではあるけれど、X230に慣れた身からすると剛性がなさそうです。
裏蓋を開けたブログ記事などを読むと、メモリはオンボード4GB+SODIMM1スロットの構成。ストレージはM.2スロットがなぜか2つあり、PCIeのM.2 2242というかなり変態な規格のSSDを増設できるとか。(そんなのほとんど売ってないぞ…)
一方ThinkBook14はメモリこそSODIMMが1スロット構成でシングルチャネルになりますが、2.5インチSATAがあり、デフォルトは何も搭載されておらず空のまま出荷されるはずです。
おそらく体感できるほどの差はないのですが、S540はまもなくSlim550が発売されるので型落ちになり、CPUはCometLakeのまま。ThinkBook14はIceLakeに載せ替えたモデルが発売されています。
USB端子もThinkBookのほうが多く、剛性も当然ThinkBookのほうが良さそう。
地味ですが、ACアダプターがThinkPad標準のスリムチップタイプの65Wなので、先日購入したM75q-1 tinyの標準添付品と全く同じと予想されるのも良い。
(ACアダプターが壊れる経験を何度もしているのでバックアップは重要です…)
ほぼ、ThinkBook14で決まりでいいのでは…と考えていました。
そんな中、レノボショッピングクラブからメールが1通届きました。
次回へ続く。
ノートPCを買い換える(その1)
Lenovoのラインナップは多すぎる
前回ノートPCを買い換えたいでござるの話を書いたところですが、本格的に検討を開始することにしてLenovo派のわたくしとしてはつらつらとショッピングサイトを見ておりました。
希望条件は前回記載の通りこんなところ。
- HDMI出力必須(まあ、今時ないほうが珍しい…)
- 重量はX230程度であれば許容するので、1.5kgくらいは許せるがそれ以上重いのはNG
- できればそこそこ画面が大きく、IPS液晶が欲しい
- テンキーはいらない
- メモリは8Gでは心もとない。できれば16G以上にできること
- ストレージは順次増設できそうな構成になっているのが望ましい
- ゲームはしないが動画再生はするので、CPUはそこそこもしくは上位、グラフィックは内臓レベルで十分
というわけで、液晶14インチ(IPS)でCorei5クラスもしくはRyzen5クラス、メモリが増設か交換できそうでSSDが換装できそうな1.5kg程度のノートPC!と条件はまとまりましたが、Lenovoのラインナップが多すぎる。
大きく分けてThinkPad系列、IdeaPad系列、その他の3種類があるのですが、さらに3つも4つも派生があり、intelとAMDそれぞれあったり昨年や一昨年の型落ちも併売していたりでもう何種類あることやら…。
ThinkPad系列の14インチ液晶ノートPC
ThinkPad系列は一部を除き基本はカスタマイズ可能ですが、既存構成から選択できる短納期モデルもあります。型落ち品などはカスタマイズの幅が狭かったり、そもそもカスタマイズモデルが終売していたりいろいろあります。ThinkBookはカスタマイズ不可だったのが最近カスタマイズ対応するようになりました。
X1Carbon
フラッグシップの薄型軽量ノート。最新機種は1.1kgほど。昨年の型落ち(2019モデル)、一昨年の型落ち(2018モデル)も併売中。i5とi7、液晶も様々なカスタマイズが可能だがi7は基本20万円以上とお高い。
X1Yoga
タッチパネル搭載のマルチモードPC。昨年の型落ち(2019モデル)、一昨年の型落ち(2018モデル)も併売中。i5とi7ほか様々なカスタマイズが可能だが基本20万円以上とさらにお高い。
T14シリーズ
堅牢性を重視したハイパフォーマンスモデル。そこそこ軽量なのでモバイル用途にも使え、薄型軽量のT14sもあり。T14は1.4kg、T14sは1.4kgを切る。それぞれにintelモデルとAMDモデルがあり、昨年の型落ちも一部販売中(intelはT490、AMDはT495)。そこそこの価格。
L14シリーズ
拡張性を重視したメインストリームモデル。頑張れば持ち運べるが基本的に据え置き用で重く、L14は1.6kgほど。intelモデルとAMDモデルがある。昨年モデルは終売したようだ。価格は高め。LTEが載せられるなど法人向け色彩強め。
E14シリーズ
スタンダードモデル。1.7kg以上で頑張れば持ち運べないこともないが本質は据え置き用。intelモデルとAMDモデルがある。ThinkPadの中では廉価なモデル。昨年モデルも併売中で特にAMDモデル(E495)はとんでもない安値で絶賛販売中。
ThinkBook14
廉価なIdeaPadとThinkPadの中間の位置づけのようなモデル。外装やトラックポイントがないなどIdeaPadのようにも見える。昨年新しく出てきたラインなのだが発売2か月でCPUを刷新するなどそこそこ力を入れているようだ。1.5kgくらいで持ち運びには少々重い。
IdeaPad系列の14インチ液晶ノートPC
S500シリーズ
最新はIdeaPadSlim550だが、まだ発表されたばかりで販売はされていないよう(7月13日現在)。現行モデルはIdeaPadS540で、14インチ液晶は全機IPSでドルビーオーディオが搭載とマルチメディア向けのアピールがあり、IdeaPadの中ではハイグレードなモデル。S540はIntelとAMDがあり、固定構成から選択だがCPUモデルは複数用意されている。M.2スロットが2つあったり、オンボート4GB+メモリスロットがあるため拡張も可能。1.5kgくらいで持ち運びには少々重い。
S300シリーズ
14インチIdeaPadのスタンダードに位置づけられるモデル。最新はIdeaPadSlim350シリーズ。前作のS340から構成が変わっており、Type-C端子が無くなるとかバッテリーが2セルになるとか筐体設計は前作のほうが良かったというレビューを見かけました。前作S340も併売中。モリはオンボード+1スロットの構成で増設はできそう。前作は2.5インチSSDが載せられたがSlim350は実機レビューが無く確認できていません。本体重量は1.5kgほどのやや重め。
C300シリーズ→Flexシリーズ
先日Flex550シリーズが発表されて、おそらくこれが現行C340シリーズの後継ではないかと思われます。タッチパネル対応で360度回転できるディスプレイのマルチモードPC。重量は1.6kg超えで重い。メモリはオンボード+1スロットの構成で増設はできそう。マルチモード搭載での超低価格が売り。Flex550シリーズは全機種在庫切れとなっているが、おそらくまだ販売開始していないのではないか、と思っています。マルチモード機での低価格が売り。C300シリーズもAMD/Intel両方あり、両方継続販売中。
その他14インチ液晶ノートPC
Yogaシリーズ(タッチパネル対応のマルチメディア・マルチモードPC)が現行品ですが超高精細液晶などで超お高いです。ゲーミングPCのLegionシリーズにも以前は14インチモデルがありましたが、ゲーミングPCは大画面にシフトしているので終売のようです。
というわけで、主要だけで9ライン、それぞれIntelとAMDがあり、型落ちも販売中…バカ正直に足すと30種類以上、CPU違いなど加えると軽く100通り以上の選択肢が…(笑)。
疲れたので次回に続く。
ノートPCの入れ替えを考えたい
外に持ち歩く用のノートPCを換えたいのじゃ
先般スモールデスクトップを新調し、X230(i5)をヤフオクで売り払ったばかりですが、もう1台のX230(i7)をそろそろ入れ替えてもいいのでは無いかと考えるようになりました。
もともとは新品で購入したX220(i5)をリプレースするために3年ほど前に中古で購入したX230(i7)なのですが、さすがに1世代しか違わないCPU性能はたいした差が無く、端的に言うとUSB3.0のために購入したような形になり、SSDへの換装とメモリの増強でなんとか水準を満たしてきたといった感じです。
同型のノートPCの2台持ちというのもかなり変態な所有方法ではあると思いますが、比較的役割分担はきっちりしておりました。インストールするソフトウェアの内容であるとか、ストレージの使い方であるとか。i7のほうは明確に「自宅から動かさないメイン機」の位置づけで動かしてきたのです。
今回、デスクトップ機購入により、メイン機であったX230(i7)はモバイル用途に格下げとなり、ソフトウェアの入れ替え(削除したりインストールし直したり)も行った結果、1TBmSATA+1TBSATAの2TB構成が余りに余るということになってしまいました。
これもうmSATAをパーティション切ったほうが良くない?的な。
幸い10万円の給付金も出ることですし、いっそのことノートPCも買い換えたほうが良くない?という雰囲気になりつつあります。
乃木坂ヲタクはマウスコンピューターに貢ぐべきであるか?
モバイル用途であるからには、小型軽量!と考えるのが普通ですが、昨今はタブレットで物事いろいろ足りていますので、メインの使用用途は何か考えてみました。結果、一番の用途は「YouTubeまたはファイル保存されている動画ファイルを再生し、本体で鑑賞するか外部ディスプレイにHDMI経由で展開すること」が最大の利用用途となっているという結論に達しました(笑)。
というわけで、求めるスペックは見えてきています。
- HDMI出力必須(まあ、今時ないほうが珍しい…)
- 重量はX230程度であれば許容するので、1.5kgは許せるがそれ以上重いのはNG
- できればそこそこ画面が大きく、IPS液晶が欲しい
- テンキーはいらない
- メモリは8Gでは心もとない。できれば16G以上にできること
- ストレージは順次増設できそうな構成になっているのが望ましい
- ゲームはしないがYouTube再生はあるので、CPUはそこそこもしくは上位、GPUは内臓レベルで十分
というわけで、i5またはi7、AMD系はRyzen5以上(ただしRyzenの場合はメモリが16Gレベル欲しい)、という条件になりそうです。
やっぱLenovoなのだがラインナップが多すぎる
上記を満たすことを考慮すると、13インチから14インチ級IPSディスプレイを備えており1.5kg以内の重量で、初期装備でメモリが多く積まれていてストレージが後から交換や増設が可能なi5/i7またはRyzen5/7を載せたノートPC…
実は真っ先に思いついたのはマウスコンピューターのX4-Bだったんですがね。
これです。
なのですが、Ryzenは次世代モデル商品が続々出てきていて、型落ち品の安売りが始まっている最中にこれに手を出すのはあまり得策ではない。そうなると、型落ちをガンガン安売りしてくれるところとか、新投入品をがっつり値下げしてくれるところにしたほうがええんとちがうか?
というわけでいろいろ検討しようと思いますがLenovoのショッピングサイトを見て余りにわけがわからなくなったのでその顛末を次回に…。
Lenovo m75q-1を買う(その7 いろいろ買ったもの)
ほぼ前回で完結なのですが、追加および今回買ったものの総ざらい。
パーツの増設やら交換やらで買ったもの&感想
(1)ストレージ
購入時HDD1TBだったものを、SSD1GB×2(MVNe+SATA)に替えたわけですが、購入基準としては各々13,000円~14,000円程度で、ネットショップ購入の予定でした。ところが、試しにヤフオクをさらってみたら12,000円のブツが両方出てきたわけ。さすがに即決では無かったけれど、こういう「現行で市販されている品で、市販品より微妙に安い程度」というのはあまりヤフオクでは好まれないのかほとんど競らずに落とせます。両方とも「購入時の購入証明を付けます」と記載されていたのもポイントでした。
なんでこんな微妙な値段で出品しているのかよくわからなかったのですが、現品が届いて謎が解けました。両方とも別々の出品者なのですが、片方は大手家電量販店のヤフーショッピング支店、片方は大手家電量販店のau Wowma支店、ともに「全額ポイント清算」の領収書が添付されていました。なるほど、PayPayとauPayのポイント長者だったわけね…。で、ヤフオクに出したらPayPayの残高で帰ってくるから無限ループできるのね…。なんとかペイの大口キャンペーンのしばらく後にはこういう出品増えるのかもしれないですね。ひとつ勉強になった。
両方ともに未開封新品だったので品質には全く問題なしです。ストレージはあまり中古に手を出したくはないのですが、使用時間と状態次第では中古も選択肢かなあと思います。
(2)メモリ
こちらもヤフオクでちょっと高かったですがDDR4-3200の8GBを4,000円で落としました。まともなショップでクルーシャルのメモリ買ったら同じ値段ですが、たぶんショップで買ったらまともに送ってくれちゃうので送料分ヤフオクでもいいかと。(普通郵便で送ってくれるので)
おそらくLenovo購入者が16GBあたりに差し替えたと思われる余りの8GBがあっさり落とせたので満足。メモリは中古を最大限に使うべしと思っていて、ほぼ新品で買ったことないです。
(3)ACアダプタ
前回記載した通り90Wのアダプタをヤフオクで落札。レノボのACアダプタなんて掘ればいくらでもヤフオクに出ているので、もうヤフオクしか考えていませんでした(笑)。
(4)キーボード
最初はバッファローかサンワサプライかロジクールあたりの適当なのがあれば…と思っていたのですが、せっかくなのでFILCOのメカニカルを奮発しました。1万円以上の予算オーバーですが、やっぱメカニカル最高だわ…ってなってるので今回これが一番大きい満足度の買い物だったかもしれません。購入先はポイントバック考えたらそこそこ安かったヨドバシ。
(5)有線ヘッドセット(マイク付き)
CREATIVE SXFI AIR Cを衝動的に購入。Amazonあたりだと中華製でもっと安いのあるけど、マイクの感度も良好なようで聞き取りやすいといわれております。ゲーミングヘッドセットだけあって装着が楽ですし、これ着けて普通に会社の電話とかしてますわ。やっぱり30年パソコンやってる世代にはクリエイティブってそこそこ存在感あるのよ、サウンドブラスター以外考えられない、ってのを経てきているので。これもいい買い物をしたと思っています。
(6)その他買ったもの
AmazonベーシックのHDMIケーブル2本セット(Amazon)
USBの2.5inch外付ポータブルケース(Amazon)
Lenovo m75q-1を買う(その6 ACアダプターを替える)
電力が足りない?
前回の続き。
ThinkCentre M75q-1 Tinyの話題としてこれまたあちこちで出ているのが、「グラフィックアクセラレータへの電力供給が足りないので、ACアダプターを高電力のものに替えればゲームなどは格段に動作が良くなる」というもの。
正直眉唾なのですが、試してみました。ただし、正攻法ではなくおそらくメーカーも非推奨なので自己責任で。
購入するACアダプターは?
ThinkCentre M75q-1 Tinyの標準添付ACアダプターは20V/3.25A(65W)で、アダプターへの電源コネクタが俗にミッキーコネクタと呼ばれている3つ穴タイプのもの。
製品番号が4X20E53339となっていますが、届いた添付のACアダプターにはどこにもそんな記載が無い(笑)。現物に記載されたFRUナンバーは00PC757となっております。これを135Wタイプに変えると劇的に動作が良くなるとかなんとか。
でも純正品は高いのでうむうむうむむとなっていたところ、ひょっとしてスリムチップのやつ全部使えるんじゃねえ?となり、昔からオプションで売られていた20V/4.5A(90W)タイプをヤフオクで落札。FRUはN45N0251でした。
ThinkPadの電源コネクタがスリムチップに変わったのが2013年あたりで、その直後のACアダプターは文字が黒背景に白字で短辺に対して横書きされておりましたが、今回入手したのは長辺に対して黒背景に灰字で横書きなので、世代的にはこの落札したACアダプタは2014年あたりと思われます。その後2015年後半になるとLenovoのロゴが変更されているのでぼちぼちと新ロゴに変えたものが流通しているはず。
差し込み口は眼鏡ケーブルなので、古いThinkPadユーザーにはおなじみのタイプ。お値段は送料別で2,000円。ノートは45Wと65Wが主流だったので90Wは流通が少なく、ヤフオクでもあまり数は見かけません。
ちょっとでかい。
ではではベンチマーク
あまりゲームをしないのでベンチマークにはまるで興味がないのですが、とりあえずドラクエベンチを落としてきて試してみました。
https://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/c042f4db68f23406c6cecf84a7ebb0fe/#up2
まずは落札した90W。設定は「最高品質」「1920×1080」「フルスクリーン」です。
とても快適。さすがRyzenすばらしいですね。
それではいったん電源を落としてACアダプタを交換し標準添付の65Wでリトライ。
設定は同じく「最高品質」「1920×1080」「フルスクリーン」。
普通。ただ、ベンチマークの普通は、ちょっと苦しい、の意味。え、本当に?
数値が半分近くにまで落ちていますよ。勘弁してくれよぉ!
結論
ACアダプターを替えると動作がよくなるというのは本当。ただ、発熱も増えるしおそらく推奨外の使用方法なので、自己責任で。