ノートPCを買い換える(その1)
Lenovoのラインナップは多すぎる
前回ノートPCを買い換えたいでござるの話を書いたところですが、本格的に検討を開始することにしてLenovo派のわたくしとしてはつらつらとショッピングサイトを見ておりました。
希望条件は前回記載の通りこんなところ。
- HDMI出力必須(まあ、今時ないほうが珍しい…)
- 重量はX230程度であれば許容するので、1.5kgくらいは許せるがそれ以上重いのはNG
- できればそこそこ画面が大きく、IPS液晶が欲しい
- テンキーはいらない
- メモリは8Gでは心もとない。できれば16G以上にできること
- ストレージは順次増設できそうな構成になっているのが望ましい
- ゲームはしないが動画再生はするので、CPUはそこそこもしくは上位、グラフィックは内臓レベルで十分
というわけで、液晶14インチ(IPS)でCorei5クラスもしくはRyzen5クラス、メモリが増設か交換できそうでSSDが換装できそうな1.5kg程度のノートPC!と条件はまとまりましたが、Lenovoのラインナップが多すぎる。
大きく分けてThinkPad系列、IdeaPad系列、その他の3種類があるのですが、さらに3つも4つも派生があり、intelとAMDそれぞれあったり昨年や一昨年の型落ちも併売していたりでもう何種類あることやら…。
ThinkPad系列の14インチ液晶ノートPC
ThinkPad系列は一部を除き基本はカスタマイズ可能ですが、既存構成から選択できる短納期モデルもあります。型落ち品などはカスタマイズの幅が狭かったり、そもそもカスタマイズモデルが終売していたりいろいろあります。ThinkBookはカスタマイズ不可だったのが最近カスタマイズ対応するようになりました。
X1Carbon
フラッグシップの薄型軽量ノート。最新機種は1.1kgほど。昨年の型落ち(2019モデル)、一昨年の型落ち(2018モデル)も併売中。i5とi7、液晶も様々なカスタマイズが可能だがi7は基本20万円以上とお高い。
X1Yoga
タッチパネル搭載のマルチモードPC。昨年の型落ち(2019モデル)、一昨年の型落ち(2018モデル)も併売中。i5とi7ほか様々なカスタマイズが可能だが基本20万円以上とさらにお高い。
T14シリーズ
堅牢性を重視したハイパフォーマンスモデル。そこそこ軽量なのでモバイル用途にも使え、薄型軽量のT14sもあり。T14は1.4kg、T14sは1.4kgを切る。それぞれにintelモデルとAMDモデルがあり、昨年の型落ちも一部販売中(intelはT490、AMDはT495)。そこそこの価格。
L14シリーズ
拡張性を重視したメインストリームモデル。頑張れば持ち運べるが基本的に据え置き用で重く、L14は1.6kgほど。intelモデルとAMDモデルがある。昨年モデルは終売したようだ。価格は高め。LTEが載せられるなど法人向け色彩強め。
E14シリーズ
スタンダードモデル。1.7kg以上で頑張れば持ち運べないこともないが本質は据え置き用。intelモデルとAMDモデルがある。ThinkPadの中では廉価なモデル。昨年モデルも併売中で特にAMDモデル(E495)はとんでもない安値で絶賛販売中。
ThinkBook14
廉価なIdeaPadとThinkPadの中間の位置づけのようなモデル。外装やトラックポイントがないなどIdeaPadのようにも見える。昨年新しく出てきたラインなのだが発売2か月でCPUを刷新するなどそこそこ力を入れているようだ。1.5kgくらいで持ち運びには少々重い。
IdeaPad系列の14インチ液晶ノートPC
S500シリーズ
最新はIdeaPadSlim550だが、まだ発表されたばかりで販売はされていないよう(7月13日現在)。現行モデルはIdeaPadS540で、14インチ液晶は全機IPSでドルビーオーディオが搭載とマルチメディア向けのアピールがあり、IdeaPadの中ではハイグレードなモデル。S540はIntelとAMDがあり、固定構成から選択だがCPUモデルは複数用意されている。M.2スロットが2つあったり、オンボート4GB+メモリスロットがあるため拡張も可能。1.5kgくらいで持ち運びには少々重い。
S300シリーズ
14インチIdeaPadのスタンダードに位置づけられるモデル。最新はIdeaPadSlim350シリーズ。前作のS340から構成が変わっており、Type-C端子が無くなるとかバッテリーが2セルになるとか筐体設計は前作のほうが良かったというレビューを見かけました。前作S340も併売中。モリはオンボード+1スロットの構成で増設はできそう。前作は2.5インチSSDが載せられたがSlim350は実機レビューが無く確認できていません。本体重量は1.5kgほどのやや重め。
C300シリーズ→Flexシリーズ
先日Flex550シリーズが発表されて、おそらくこれが現行C340シリーズの後継ではないかと思われます。タッチパネル対応で360度回転できるディスプレイのマルチモードPC。重量は1.6kg超えで重い。メモリはオンボード+1スロットの構成で増設はできそう。マルチモード搭載での超低価格が売り。Flex550シリーズは全機種在庫切れとなっているが、おそらくまだ販売開始していないのではないか、と思っています。マルチモード機での低価格が売り。C300シリーズもAMD/Intel両方あり、両方継続販売中。
その他14インチ液晶ノートPC
Yogaシリーズ(タッチパネル対応のマルチメディア・マルチモードPC)が現行品ですが超高精細液晶などで超お高いです。ゲーミングPCのLegionシリーズにも以前は14インチモデルがありましたが、ゲーミングPCは大画面にシフトしているので終売のようです。
というわけで、主要だけで9ライン、それぞれIntelとAMDがあり、型落ちも販売中…バカ正直に足すと30種類以上、CPU違いなど加えると軽く100通り以上の選択肢が…(笑)。
疲れたので次回に続く。